研究環境を持っているところに
魅力を感じました。
技術部
H.Sさん 院卒/機械系
入社を決めた理由を教えてください。
鋳造から製品加工まで一貫して自社で行っている生産環境の点と多分野の研究ができる研究環境に惹かれました。
製造業では市販されている材料を購入して製品に加工することが一般的です。材料の選定は必要であるにせよ、商品の強度や構造の研究に分野が限られると考えていました。
しかし、三協オイルレス工業では独自の金属材料を開発・生産することで高性能な製品を作り上げています。そのことから会社のこだわりと技術力を感じるとともに、それらを支える研究環境を持っているところに魅力を感じました。
三協オイルレス工業の良さは何ですか?
自主性を尊重してくれることです。仕事に関係する資格や研究に関わるセミナーなど積極的受けさせてもらえるほか、様々な資格に対して支援を受けられる制度が整っていると思います。
入社1年目で知財検定など5件の資格取得において制度を活用しており、スキルアップしやすい環境だと感じています。
入社後、初めてぶつかった壁は?
その時どんなサポートがありましたか?
入社2年目の学会発表です。コロナの影響で大学在学中に学会発表の経験はなく、専門知識の理解が十分でない状態からのスタートでした。しかし、理論や基礎知識の勉強はもちろん、プレゼンに関する技術まで諸先輩方に半年間かけて指導していただきました。自身の業務の間をぬって協力して下さる諸先輩方のおかげもあり、発表当日も満足のいく発表を行うことができました。
今後実現したいことは何ですか?
商品開発に直結する研究成果を得ることです。入社以降、私の中では試験機器の扱い方や業務に慣れること、勉強することが最重要でした。今後もそれは変わらないですが、先輩方に教えられるだけ支えられるだけの存在ではなく、1人の戦力として見てもらえるような成果を作っていきたいと考えています。
職場の雰囲気はどうですか?
在籍している開発技術課では話しかけやすさと仕事のしやすさが両立状態の組織です。仕事に集中しながらも、ふとした時に仕事上の相談はしやすく、別の社員が加わって意見を交わしあうことが多々あります。
作業に間違いがあった際はアドバイスや注意はもちろんですが、すぐにいつもの雰囲気に戻る特長においても過ごしやすいさを感じます。実験場と隣接しているため、配属当初は工作機械の駆動音が気になりましたが、防音対策がしっかりされているためすぐ気にならなくなりました。現在では相談したことがすぐ試せる環境があることが気に入っています。
仕事をするうえで必要な資質や技能は何ですか?
仕事を仕事として割り切る考え方ができるとやりやすいと感じています。配属当初は慣れないことばかりなのでよく失敗しましたが、失敗の経験含めて仕事と割り切れると失敗を恐れないで仕事に取り組めると考えています。
これに限らず、新卒の方は仕事や環境に慣れることが最初の仕事なので積極的に挑戦できる考え方を自分なりに持っておくと助かることは多いと思います。技能に関しては入社してから身につけられるので特に気にする必要はないです。
普段メンバーや製品についてどんなことを考えて仕事をしていますか?
メンバーに対してはその時受け持っている試験についてをどのように考えているのか気にしています。
行われている試験は興味深いものや普段関わりのないものも多いので面白く感じます。製品に関しては今の研究がどのように関与するのか考えています。いずれは自分で課題の提案から問題解決まで実行できるようになりたいと思っています。
仕事のやりがいは何ですか?
新しい知識を学び、その知識を活用することにやりがいを感じます。先輩方からのアドバイスや調べて得た知識を理解することが今は何より楽しいです。それらを活用して自身の仕事の幅を広げることが自分の中の課題です。