無給油使用の実現

給油困難、嫌油、給油設計困難でコスト高、高温または低温条件下、水中・薬品中、特殊雰囲気中などの油潤滑ができない、衝撃荷重を受ける、低速摺動など潤滑効果が期待できない場所等において十分な性能を発揮します。

軸受摩擦トラブルの解消

自己潤滑性を有していますので、給油忘れや給油装置の故障による油切れのトラブルはありません。高荷重・低速摺動下でも優れた潤滑効果があり、「かじり」や「焼付き」等のトラブルも解消できます。

メンテナンス軽減と寿命延長

日常の給油作業が不要となり、摩耗によって限界クリアランスに至っても異常摩耗がないため、メンテナンスが簡単になります。また、軸受部の寿命が大幅に延長され、計画的な生産活動の実現が期待できます。

油汚染の解消

給油が不要ですので機械装置およびその周辺の油汚染がなく、美観を損なわず、保守管理上も有益です。さらに、油による作業性の低下やスリップ事故、悪臭問題などが一挙に解消されます。

トータルコストダウンの実現

給油設計が不要なため、設計工数の低減が図れます。同時に給油関連の部品も削減できます。また、機械作動中の給油作業が不要で、保守点検工数、油脂費用等の大幅な削減が可能です。